マウスピース型
カスタムメイド
矯正歯科装置について
カスタムメイドのマウスピース型矯正装置(以下、マウスピース)は、透明で取り外しやすく、装着していても目立たないというメリットがあります。しかし、その一方で1日20時間以上の装着が必須となるため、マウスピースの装着を習慣化していただく必要があります。そのため当院では、患者さんの性格や生活環境などを総合的に考慮した上で、どの矯正装置が最適なのかをご提案させていただいております。より早く歯並びをきれいにしたいという方や、1日20時間以上の装着を守ることが難しい…という方には、ブラケット矯正装置をご提案しています。
「マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置 」の表記について
当院では、2018年6月に厚生労働省から施行された「医療広告ガイドライン」に基づき、最新の正式名称、表記方法「マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置」と記載しています。
特徴
マウスピースは、比較的短期間で治療が完了するケースや
一部だけの矯正や少しだけ矯正を希望する方にも最適です。
※初診カウンセリングで状況を確認させていただきます。
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デメリット
- 対応できる症例が限られる(歯並びが複雑な場合など、適応できない例もあります)
- 1日20時間以上の装着が必要(就寝中も装着が必要です)
- 装着を1日でも忘れてしまった場合などは、歯の動きにずれが生じ、マウスピースを作り直すことになる
- 1日の装着時間が短いと、治療期間が延びてしまう
- 水以外のものを口に入れる場合は、毎回、マウスピースを外して歯磨きをしてから装着する必要があります
- 患者さんご自身で、マウスピースの取替えなどを行う必要がある
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メリット
- ワイヤーや金具を使わないので、唇や口の中の粘膜を傷つけない
- 装着していても目立たない
- 取り外しができるので、お手入れがご自宅で簡単にできる
- 歯磨きがしやすく、汚れがたまりにくい
- 治療中の定期検診の頻度が少ない(歯の状態によって変動があります)
使用方法
1日20時間の装着:外す時は食事中と歯磨き時だけです
食事をする時だけ装置を外し、食事後は歯を磨いて装着します。
食後、装置をつけ直した瞬間は一瞬締め付けられる感じがします。食事をする時が、一番歯が動こうとするためです。きちんと装着をすれば大丈夫ですのでご安心ください。また、寝ている間も装着をお願いします。
歯と同様にマウスピースに汚れが溜まったら歯ブラシで優しく磨きましょう。
1〜2週間ごとに次のステップの矯正歯科装置を交換
来院時に矯正歯科装置をお渡ししますので、1〜2週間ごとに次のステップのマウスピースに患者さんご自身で交換していただきます。
アタッチメントについて
経過を診させて頂く中でアタッチメントと呼ばれる歯に装着する器具の利用をおすすめさせて頂く場合があります。
アタッチメントは歯とマウスピースの固定を強くし、力が伝わりやすくなる働きがあります。
iTeroについて
iTeroとは、マウスピースを作成するために必要な、歯型を取るスキャニング機器のことです。これまでの印象と違い口にシリコン材を入れたりしないので、のどへの流れ込みや嘔吐反射(口腔内が刺激されるとオエっとなること)等の不快感が軽減しています。また、長い間静止していただく必要もなく、楽に呼吸ができるので、患者さんへの負担が少なく、正確な歯型を採取することができます。歯がグラグラしている方、口が開けにくい方もご利用いただけます。
その他に大きな特徴として、その場でスキャンした歯型を確認することができるので、後から歯型採取のやり直しということにはなりません。また、iTeroの先端は取り外して消毒するため清潔に保たれています。
このような場合は
ご連絡ください
- 割れてしまったり、亀裂が入ってしまった場合
- お湯をかけてしまい、変形してしまった場合
- 無くしてしまった場合
- 痛くて装着できない場合
目立たない他の矯正装置
との比較
ブラケット(ワイヤー)矯正 | その他 | ||
装置名 | クリアブラケット(表側) セルフライゲーション型ブラケット |
リンガルブラケット(裏側) | マウスピース型 カスタムメイド矯正歯科装置 (※補助的装置を含む) |
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主な特徴 |
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ブラケット(ワイヤー)矯正 | |
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装置名 | クリアブラケット(表側) セルフライゲーション型ブラケット |
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主な特徴 |
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ブラケット(ワイヤー)矯正 | |
装置名 | リンガルブラケット(裏側) |
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主な特徴 |
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その他 | |
装置名 | マウスピース型 カスタムメイド矯正歯科装置 (※補助的装置を含む) |
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主な特徴 |
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