先日、6/23(日)に東京で開催された日本成人矯正歯科学会大会に理事長・院長2名で参加してきました。
今回のテーマは「包括的歯科治療における矯正歯科の役割」です。
包括的歯科治療。
難しい単語なのでわかりやすく言うと、お口の健康を守るためにさまざまな治療やケアを組み合わせる事をいいます。矯正治療は歯・骨格・口の中を総合的に考慮した治療計画が必要なるため、今回のテーマを議題として、さまざまな視点でセミナーや事例発表がありました。
アンカースクリューに関する新たな矯正装置の発表もあり、興味深い内容でした。アンカースクリューは、当院の症例ブログ>>でも度々登場していますが、矯正治療で必要な技術です。今回の発表では、この装置の設計や使用方法に加えて、実際の臨床例も紹介いただきました。
最近、何かと話題の「医療DX」に関しても実例報告がありました。デジタル技術の進化は矯正治療にも大きな影響を与えています。従来よりも精度の高い診断や治療計画が可能になり、患者さんや働くスタッフたちへの負担軽減につながるため、当院でも積極的に導入しています。
歯科の技術は日々進化しており、私たち歯科医療従事者は常に最新の情報を学び、技術を磨くことが求められます。このような学会や大会は、専門家同士が知識を共有し、切磋琢磨する場として非常に重要だと考えています。
今後もこのような場に積極的に参加し、皆さんに良い矯正治療が提供できるように邁進してまいります。